音楽作品から影絵や切り絵まで楽しみながら創作活動をしています。
基本的に自作品をコツコツとカタチにして発表するのが活動の中心です。
スケジュールが合えば、コンサートやライブ、映画などにも音楽を提供しています。
これまでに使ってきた楽器や製作風景をご紹介します。

篠笛 Japanese Bamboo Flute
お囃子などでよく使われる古典調から唄ものに使われる調律された笛まで、いろいろな笛を吹きます。

三線 Sanshin
沖縄で使われることの多い三線。南国の音がします。

ゴッタン Gottan
南九州で使われている楽器。南九州では、家を建ててくれた大工さんが最後にゴッタンを作ってプレゼントする風習があったそうです。三味線や三線の革の部分が木で出来ています。

三味線 Shamisen
民謡に使われる民謡三味線、長唄に使われる長唄三味線、津軽民謡に使われる津軽三味線、人形浄瑠璃で用いられる義太夫三味線など、様々なタイプの三味線があります。

チャンゴ
韓国の両面を打つタイコです。両手に持つバチが異なるので様々なリズムや音色を出すことが出来ます。Namiの本業は伝統打楽器の演奏家ですが、勉強のために、世界中のタイコを学んでいます。韓国の先生についてチャンゴや韓国舞踊を学んでいて、YOGA作品などに一部、リズムを導入したりしています。

ダラブッカ
アラブのタイコです。ベリーダンスのバックで演奏されているのをよく耳にするかもしれません。
胴の部分は美しい紋様で覆われています。Namiの本業は伝統打楽器の演奏家ですが、勉強のために、世界中のタイコを学んでいます。韓国のチャンゴ、ダラブッカ、アフリカのジェンベ、インドのタブラなどと、それぞれに付随した踊りのリズムを通して、人間のリズムが、土地や仕事、環境によってどう異なっているのか?を探究しています。

たくさんの鳴り物たち
この写真に載っている数倍の打楽器を用いて音作りをします。イルカの鳴き声や、海の音、鳥のさえずりなども含めると、膨大な数の音を扱います。

ウタ uta
民謡、音頭、ポップス、ゴスペルまで多様な発声法を操ります。
人間のカラダのリズムと同様、発声法にも興味があるので、世界中の発声法を研究しています。

影絵
切り絵や影絵でいろいろな作品を作っています。現在は世界の民話の影絵、大型影絵などを製作しています。

創作楽器
9歳から劇団を率いて活動していたNamiは、自分自身が舞台で使う楽器や台、舞台上に設置する大道具まで、創作します。大人になってからは、ギター職人、大道具職人さんらに依頼して多くの新しい楽器を創作しています。ギターとタイコを組み合わせた楽器や縄文土器をタイコで象ったユニークな楽器など、この世には存在しないものばかりです。
写真は2020年に創作した陰陽のタイコ。実際にNamiが描いた図面はもっとポップな作品でしたが、伝統的な技術を持つ職人さんらの腕で雅楽の太鼓のような素晴らしい楽器となりました。